『立春』(原題)
王彩玲(ジャン・ウェンリー)は決して美しい女性ではないかもしれない。だが、彼女は誰もがうらやむような美声の持ち主である。生まれ故郷でもある僻地の音楽教師として働く彼女の才能を認めるものは誰もいない。しかし彼女には、上京して本当に自分のやりたいことをするという夢があった。彼女が情熱を傾けるもの、それはオペラ。何度となく彼女は北京に向かい仕事を見つけようとするが、その夢はかなわず、その度に彼女は生まれ故郷の埃っぽい街に帰らなければならないのだ。