『花の生涯~梅蘭芳(メイ ラン ファン)』 中国本土
『花の生涯~梅蘭芳(メイ ラン ファン)』
梅蘭芳(メイ ラン ファン)は1894年、京劇の名門家族に生まれる。清王朝最後の時代、京劇の役者の社会的地位は、娼婦のそれと変わらないようなものになっていた。梅蘭芳の祖父、梅巧玲も宮廷には愛されたものの、女形を演じるからという理由だけで舞台で半分裸のような格好をさせられてしまう。観客を満足させても、彼の得るものは蔑みでしかない。梅蘭芳はそのような家族の下に育ち、祖父の後を継いで女形となる。梅蘭芳の叔父は、宮廷内である罰が横行していることを彼に告げる。それは過ちを犯した役者に紙製の首かせをはめ、開かなくされた手で水がめを端にくくりつけた弓を平行に持ち上げ続けると言うものだった。首かせを破ってしまった者は、こん棒で叩き殺されてしまう。紙製の首かせは京劇の役者たちの差別の印となる。彼らは叩き殺される運命にあり、梅蘭芳もまた、そのひとりなのである。 |
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